新無線技術「トランスファージェット」に対応した、ソニーの新しいデジカメ「サイバーショット」
ソニーは18日、機器同士をかざすだけでデータをやりとりできる新しい無線技術「トランスファージェット」を初めて採用したデジカメを発表した。これまでの無線技術よりも画像や映像の転送速度が速い。この規格作りにはKDDIや韓国・サムスン電子など国内外の19社がかかわった。携帯電話やパソコンなどにも広がる可能性がある。
ソニーが2月5日に発売するデジカメ「TX7」(想定価格4万5千円前後)は、新技術に対応する記録媒体(新発売のメモリースティック)を差し込み、カメラ同士を数センチの範囲内に近づけると、画像や動画をやりとりできる。
ソニーは「顧客の反応を見ながら、対応機種を広げていきたい」(広報)としている。
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