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ビデオカメラ「手軽さ」対「高機能」各社の戦略二極化

  電機大手がデジタルビデオカメラの新作を2月に売り出す。各社の商品戦略は、動画サイトへの投稿などが簡単にできて軽量な機種を打ち出した「手軽さ派」と、値下げ競争に巻き込まれにくい「高機能・高価格派」の二つに分かれている。

 ソニーは2月5日、フルハイビジョン対応の「ブロギー MHS―PM5K」を発売する。インターネットを通じて動画のやりとりをする人が増えていることから、本体にUSB端子を内蔵し、パソコン経由でブログや「ユーチューブ」などに簡単に投稿できる機能をもたせた。気軽に楽しめるよう、ポケットに入れて持ち運べる大きさで、重さは約130グラム。想定価格は2万7千円前後。

 この数年、米国ではネットへの動画投稿がしやすく価格が200ドル(約1万8千円)前後のビデオカメラの販売が好調だ。そうした手軽さを求める顧客層は、「日本でも加速度的に広がる」(ソニー幹部)と業界ではみている。

 2月19日に厚さ27ミリ、重さ142グラムの「ザクティ」(想定価格4万円前後)を発売する三洋電機も、手軽さを追求した。同社の豊田秀樹部長は「低価格品との競争も視野に、200ドル前後の商品も検討する必要がある」と話す。

 一方、高機能で高価格帯の品ぞろえを強化するメーカーも。日本ビクターが2月上旬発売予定の「エブリオ GZ―HM570」(同12万円前後)は、無線通信機能「ブルートゥース」を搭載。多機能型携帯電話(スマートフォン)からの遠隔操作も可能だ。パナソニックは2月20日、フルハイビジョン動画を最大で41時間撮影・記録できる「HDC―TM70」(同12万円)を売り出す。

 調査会社BCNによると、昨年の国内デジタルビデオカメラ市場は台数が5%増えたものの、金額は3年連続の前年割れだった。

| 发布时间:2010.01.19    来源:    回数を調べます:1144
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