中国兵器装備集団は1日、北京で記者会見を開き、09年の同社の売上高が過去最高の1971億元(前年比29.6%増)、資産総額も1862億元(同16.1%増)に達し、初めて世界上位500社にランクインしたと発表した。
李守武副社長は会見で、同社は昨年「金融危機によるマイナス環境にも関わらず主力部門の成長を実現し、第11次五カ年計画を1年前倒しで達成した。成長速度で中央企業の前列に立ち、中央企業業績審査でAランク企業に選定され、わが国で最も活力ある軍民結合の超大型軍需集団の1つとなった。また、建国60周年記念軍事パレードや、アデン湾での護衛といった重大任務の装備面でのバックアップを無事完了した」と指摘。
今後の発展については「引き続き軍用品・車両・新エネルギー・装備製造の4大主要部門を強化していく」と表明。2015年には利潤が09年比4倍の200億元以上に達するとの見方を示した。
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