今月1日に開かれた全国古書保護工作会議で明らかになったところによると、文化部は専門家による現場での審査・評価を経て、国の貴重な古書を修復する国家級古書修復センターを全国12カ所に設立することを承認した。科技日報が4日伝えた。
この国家級古書修復センターは、国家図書館をはじめ、上海図書館、天津図書館、南京図書館、浙江省図書館、浙江省寧波市天一閣博物館、中山大学図書館、中国中医科学院図書館など12カ所に設置され、古書修復作業を科学的、規範的に行う環境が整えられる。国家古書保護センター準備チームにより、この12の修復センターはそれぞれが「国家貴重古書リスト」に登録された古書に修復を加えていく。
国家古書保護センターはまた、世界先端レベルの古書修復技術と測定実験基地を備える国家級古書保護実験室の建設も積極的に進めている。
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