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今年の石油消費量は増加率5%超

   国内最大の石油天然ガス企業である中国石油天然気集団公司の研究機関・中石油経済技術研究院は4日、「2009年国内・海外石油天然ガス産業発展報告」を発表し、2010年には国内の石油ニーズの伸びが金融危機発生前の水準に戻るとの予測を示した。通年の石油消費量は前年比5%以上増加して4億2700万トンに達し、原油輸入量は同9.1%増加の2億1200万トンに達する見込みという。

 同報告によると、今回の予測データは、今年の中国の国内総生産(GDP)成長率が9%前後に達することを前提としているという。

 同研究院によると、09年の国内石油消費量は前年比3.7%増加し、増加率は前年を1.6ポイント下回った。中国の工業や交通輸送産業が金融危機の影響を大きく受けたため、昨年1-8月のディーゼルオイル消費量は伸びがマイナスとなり、この年の中国はディーゼルオイルの輸出国にさえなった。

 また同研究院によると、石油消費量の増加ペースが鈍化してはいるが、09年には中国の原油の対外依存度が初めて50%を突破し、輸入量は初めて日本を超えて世界2位になった。中国の主な原油輸入元は中東、アフリカ、旧ソ連諸国などの地域で、うち中東産原油の占める割合が上昇を続けている。

 中国は09年、ロシア、カザフスタン、ブラジル、エクアドルなどの国と「石油と融資の交換」といったエネルギー分野の重要協力プロジェクトを締結し、投入金額は400億ドルを超えた。これにより資源国は資金を獲得し、中国は安定的なエネルギー供給を確保した。

 石油に比べ、09年は天然ガス消費の伸びが大きかった。同研究院の見積もりによると、増加率は11%を超え、通年の消費量は896億立方メートルに達した見込みだ。一次エネルギー消費構造において、昨年は天然ガスの占める割合が前年比4.1%上昇した。

 今年の天然ガス市場について、同研究院は、国内の天然ガス生産量は1千億立方メートルに迫り、輸入量は100億立方メートルを超えると予測する。

| 发布时间:2010.02.08    来源:    回数を調べます:1236
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