上海技術契約の成約額が約500億元に

   上海市技術市場管理弁公室が13日に伝えたところによると、09年、上海の技術取引は安定した成長を維持した。認定登記された技術契約（以下、技術契約）の成約総額は492億2800万元にのぼり、前年同期に比べて1.3％増加、技術契約の成約額は10年連続で全国2位となった。中国新聞網が13日伝えた。

　上海の技術契約においては、技術開発と技術譲渡が主要な位置を占めており、両者の成約額の合計は、総額の9割前後を占める。

　09年年初の金融危機に対応するため、上海市科学技術共産党委員会、市科学委員会は「企業助成、イノベーション促進、困難克服」に向けた10項目の措置をスタートした。上海市技術市場管理弁公室はこれに積極的に応え、浦東・徐匯など、企業が密集している区・県の科学委員会関連部門と共同で、技術市場優遇政策集会を頻繁に開催した。データによると09年、上海市技術取引に対する上海企業の貢献は著しく、技術取引プロジェクトの成約額は同市の総額の9割以上を占めたという。（編集SN）